■はじめに
それぞれの教材やロードマップに沿ってWeb制作の学習を進めていくと、いよいよ避けては通れない収益化フェーズ「営業」がはじまります。
営業前の方は、
・まだ学習が足りていないんじゃないか?
・提案文てどうやって書くの?
・どのプラットフォームから営業ってやっていけばいいの?
とか、
すでに営業を開始している方も、
・めちゃくちゃ件数送ってるけど全く返信が来ない。
・面談で上手く話せず業務委託契約が取れない。
・自分に自信がないまま惰性で営業をしている。
こんな風に思っていませんか?
これらは全部ぼくがこれまで経験してきたことです。
この記事を読んでくださっているアナタも少なからずこんな経験やお悩みを抱えており、
現状を良くしたいという思いがあり、ここに辿り着いたのではないでしょうか?
そんなアナタに向けて、
ぼくがこれまで営業で意識してきたこと、
実践してきたこと、
提案文の中身など、
その全てを余すことなく本記事に魂込めて綴っています。
ですので、ハッキリ言ってめちゃくちゃ長いです。
でも、熱い気持ちを持ってこれを全て読み、実践していただけたら
営業から業務委託契約までの流れが明確になり、
苦手意識が払拭され、
返信率は上がり、
最終的に営業が楽しいとさえ思えてくるのではないかとマジで思っています。
ぼくは営業で沢山の回り道をして時間を費やしてきました。そしてずっと不安でした。
そんななか、考え方を少し変えただけである日を境に徐々に成果が出るようになり、
現在は25社以上と業務委託契約を結び、それぞれお仕事を頂いています。
更にはSNSのDMをはじめとした直接オファーもいただけるようになり、
営業活動以外でもお仕事が舞い込んでくるようになりました。
特別なことは何もしていません。
本記事では、ぼくのこれまでの経験をもとに営業方法を全公開しますが、
この方法は、誰でも実践が可能で、いわゆるテンプレ感を感じさせない自分だけの提案を作ることが可能です。
人一倍遠回りをしてきた経験があるからこそ、この記事を読んでくださっている方には、
できる限り迷わずに、それぞれの目標にたどり着けるよう手助けがしたいと思っていますし、
本質である収益化を達成するため、
素晴らしいパートナー企業様を見つけるキッカケにしていただけたらと思っています!
■やまの営業実績
わかりやすいところで、4月からの営業実績を公開します。




4月:案件に追われ1ヶ月で行った営業はわずか2件→継続案件はなく、絶望を味わう
5月:気持ちを新たに営業を再開するも返信率3%
6月:営業方法を変え、2週間で11社と業務委託契約。1ヶ月で14社と提携。返信率11%
7月:順調に業務委託契約数を伸ばし10社と繋がる。返信率19%
2月〜3月は超破格で実績作りを行う、いわゆるゼロイチのための営業期間でした。

6月からはラブレター提案と称し、徹底的に相手に寄り添った営業を開始。
返信率、契約率が劇的に変化。
【ラブレター提案とは?】
・好きな人とお付き合いしたい
・自分の熱い気持ちを受け取ってほしい
・相手から良い反応がほしい
・良い関係性でお付き合いがしたい!
このような気持ちを制作会社営業の提案文に盛り込んだ営業方法です。のちほど詳細にご説明します。
その後、この知見を元にcodolifeにてセミナー実施。
特典として企画したzoom相談会は50名以上の方が参加してくださり、
これまで沢山の方にぼくの営業方法を実践いただきましたが、
ありがたいことに効果があったと沢山の方から評価をいただいています。
また、TwitterのDMからも反響があり、コミュニティの枠を超えた営業相談やお仕事のオファーなども多数頂けています。







■やまって何者?
・39歳 1児のパパです。2022年10月に第2子が誕生予定です!
・今年2月まで会社員としてひたすら消耗する日々を過ごしていました。
・我慢した生活ではなく自分に素直に生きていきたいという想いからWeb制作の道に進みました!
・現在はフリーランスWebディレクターとして活動しています!

【略歴】
2020年12月:WEB制作学習開始
2022年1月:営業支援コミュニティーCODOLIFE6期生として参加。
(このときのスペックは0→1達成前、営業未経験。WordPressオリジナルテーマ構築ができる程度のスキル感でした)
2022年5月:開業。現在はディレクション業務を中心にお仕事をしています。
現在は受注ベースで6月:90万、7月:90万といった感じです。
■【重要】営業開始前のマインドセット
本記事を読み進める前に、皆さんは営業をするときどんなことを考えて営業していますか?
・お金
・自分の実績作り
・自分の人生のため
など、自分思考になっていませんか?
ぼくはそうでした。
色々な経験をしてきた結果、自分本位の意見だけでは人の心を動かすことはできないと感じました。
(相手を好きになれないと相手にも好いてもらえない)
今回の営業に置き換えてビジネス的に言葉を変換すると、
大切なことは価値貢献できる未来を想像してもらってから相手に自分という人間を知ってもらうことが重要です。
気づかないうちに自分アピールが先行してしまいがちですが、
まずはこの「自分思考」というマインドブロックを外しましょう!
自分がどんなことができるのか。アナタとお付き合いさせてもらいたいから、ぼくはこんなことができます。
という思考で考えていきましょう。
種まきを止めたらアカン!!
フリーランスを目指している方もいらっしゃると思いますが、
中途半端に営業という種まきを止めたらハッキリ言ってフリーランスとしての「死」が待っています。
ぼくは4月に種まきを止めて5月に絶望を味わいました。。。

幸い数社繋がって、継続受注をいただいたとします。
その先もずっと案件をいただける「保証」ってありますか?
ありませんよね?
自分がコントロールできないことに依存するのは危険です。
案件が忙しくて営業に手が回らないことも出てくるでしょう。
ですが、中途半端に営業を止めたぼくの経験から、その先はマジで絶望しかありません。
案件に追われて営業できないと感じたら、営業の時間は朝一のタスクにする!と宣言し、
これが終わるまでは通常業務に取り掛かってはダメという縛りを設けましょう。
この宣言と縛りを設定したことにより、やらざるを得ない環境を作り出し、ぼくは継続することができました。
お仕事が溢れる状況を作るまでは絶対に営業を止めないと誓い、営業目標を立てて日々コツコツ種まきをしていきましょう。
■目標設定の方法
営業を開始する前に目標設定をしましょう。
これを設定しないと、何を目指したら良いかわからなくなり継続が難しくなります。
【目標設定の流れ】
- 毎月の目標金額を設定する
- いくらの案件を何件受注して達成するかを考える(案件化率)*目安は30%以上
- その受注数を獲得するために何社と契約が必要かを考える(契約率)*目安は50%以上
- 繋がりたい会社数を達成するために何回面談が必要かを考える(面談化率)*目安は40%以上
- 必要な面談の機会を得るために何件の返信があればいいかを考える(返信率)*目安は4%以上
- 必要な返信をもらうためには何件営業すればいいかを考える
- 月間の目標営業数を決める
- 営業数を週次、日次ベースに落とし込む
- 1日あたりの目標営業数が決まる
目的地を設定していないドライブと一緒で、どこに向かったらいいのかわからなくなります。
1日何件の営業数をこなせば目標達成できるかを明確にしてから営業活動をスタートさせましょう!

■営業開始にあたって
目標設定も完了し、営業開始準備が整いました。
ここから本題に入っていきますが、営業提案〜案件化までを3つのフェーズと考え方に分けており、
これらを一つづつ紐解いて深堀りした解説をしていきます。
①提案文=返信をもらうことだけを徹底的に考える
②返信きたら=面談してもらえることだけを徹底的に考える
③面談=相手の不安を払拭することだけを徹底的に考える
また、読み進めていくことで以下の3つを得ることができます。
・自分の言葉で提案文を作れるヒントがある
・営業提案をはじめ返信〜面談の立ち回りも学べる
・実際の事例を用いているのでこれから営業を開始する方にも雰囲気を掴み取ってもらえる
■【複製OK】提案文の作り方
ここからは具体的に提案文の作り方についてご紹介していきます。
【現在地】
①提案文=返信をもらうことだけを徹底的に考える←今のフェーズはここ
②返信きたら=面談してもらえることだけを徹底的に考える
③面談=相手の不安を払拭することだけを徹底的に考える
5月に絶望を味わい、そこから自分思考を捨て相手に徹底的に寄り添った結果、
返信率が飛躍的に伸び2週間で11社と業務委託契約を結んだ提案文を共有したいと思います。
複製して再利用OKですが、大切なことはなぜぼくがこのワード選定と構成にしているのかを考えることです。
自分の提案で必要なものはなにかを考えて使えるところだけ使っていってください!
また、よくある質問として、
自分はまだ学生だから・・・とか社会人だから・・・とか聞きますが、
社会人とか学生であることのマイナスな考えは必要ありません。
これまで相談を受けてきた中で
社会人:現在のスキル(コーディング、デザインなど)×これまでの社会人経験はめっちゃ強いです。
これまで別業種で働いてたし。とか、畑違いだからという先入観はぶん投げましょう!
例)コーディング×製造業品質管理部門=納品前チェックに長けている
ぼくなら社会人での製造業ディレクター経験10年×Webディレクター
大学生:フレキシブルに動ける機動力を活かす(稼働7日、○○時〜○○時まで対応可能!)
相談いただいたなかでこんな方もいらっしゃり、見事業務委託契約獲得されていました!
その他大学の研究であったり、若さを活かした将来性であったり武器は沢山ありますよ!
このような形で考えていくと、「自分の言葉」が沢山提案文のなかに入りテンプレ感が抜け、
最終的にアナタの会社に向けて送っているんだというラブレターが完成していくのです。
コーダー、デザイナー、ディレクター関係なく作成が可能です!
【補足】
提案文のなかに料金について記載がある方を見かけますが、
このようにフェーズを分けて考えたときに、料金表は③に該当するのではないかと考えます。
だからは面談時まで料金のことは一切話しません!(返信がくるためだけに尖らせたいから)
①は業務委託契約獲得の1番重要な入り口です。徹底的に返信にこだわり尖らせていきましょう!
提案文作成のアプローチ(マインド)
営業提案を訪問営業に例えると、
・家のインターホンが鳴りドアを開ける
・開口一番、営業の方から「この商品(ぼく)てすごく良いものなんです!契約して下さい!」
・この商品はこうゆうところが素晴らしくて是非一度使ってもらいたいんです!
・お値段につきましてもお安くしておきますよ!
こんな訪問営業があったとします。
実際に訪問営業に対応したことを想像していただきたいのですが、
こんな一方的なアピールをされたら、アナタは玄関のドアを締めたくなりませんか?
話を変えて、きっとこうゆう形であれば少なからず話を聞こうと思う気になったり、前者に比べて安心すると思いませんか?
・家のインターホンが鳴りドアを開ける
・営業の方から自己紹介(何者なのかを伝えてもらう)
・どうゆう経緯で訪問させていただき、どうゆうメリットをもたらすかを明確に伝えてもらう
・これまでにこうゆう実績や経歴があると説明を受ける(自己紹介スライドに該当)
・あらためてアナタの家庭に協力できる点を説明、ご検討いただけるようお願いされる。
受け手の立場で考え、どちらが安心するでしょうか?
ぼくなら圧倒的に後者の方が安心します。この考えを提案文に載せることを意識してほしいです。
長文もオススメしません
現代では当たり前にメールを使用していますが、
例えばアナログ視点で、提案文を400文字の原稿用紙と置き換えてみます。
2000文字なら5枚、4000文字なら10枚です。
この原稿用紙を持ってアポ無しで制作会社様へ突撃して、
担当者様へ「ぼくの熱い気持ちを受け取って下さい!」
といったかんじで提案文を渡したとします。
忙しい担当者様は見ず知らずの人間の自分のことばかり書いてある文章を最後まで読んでくれるでしょうか?
最後まで読んでくれる可能性は低いと思いませんか?
ぼくの経験上、1000文字(原稿用紙2〜3枚)程度に収めるのがいいかなと思っています。
読んでくれる対象者は見知らぬ人ということを忘れずに・・・
ぼくが人間味を大切にする理由
ある期間、実験で提案文を650文字まで短縮しビジネスに振り切った内容で1週間送信してみましたが、結果は返信率5%。
多少文字数が増えても、人となりがわかる提案文の方が2倍ほども返信率が良く、
人間味をお伝えすることは重要なのかなと考えています。
また、後述する面談時にも仕事以外の人間味についての話題になることが多いです。
■まとめ
・自分思考を排除し、相手のことをまず先に考える
・提案文は貢献できる未来を想像してもらってから自分を知ってもらう
・自分のやってきたことを棚卸してみましょう!ライバルと差別化を図るヒントがそこにはあります!
(社会人:これまでの経歴×Web 学生:圧倒的なリソース量など)
・アナタだけに送っていることを伝える(どこから貴社を知って、どの部分に惹かれたのか)
・人となりを感じてもらうためこれまでの歩みを伝える
・返信をもらうことだけに振り切った内容にする
・相手のニーズに合わせる求人系は有効的
・提案文が長くなるので実績関係はスライド等を利用してまとめる
・種まきは止めたらアカン!できないのであれば営業の時間は朝一に必ずとる!
■【複製OK】自己紹介スライドの作り方
ぼくは提案文の内容が長くなるのを避ける目的と、
提案文にいくつもURLがあるのは相手にとって煩わしいと考え、実績関係をスライドにまとめています。
こちらも複製OKですので是非活用してみてください!
スライドの内容は全てこの通りに使用する必要はありません。
大切なことはなぜこのスライド構成にしたのか?配置したスライドがもたらす効果はどんなことかを考えることです。
自分の伝えたいことを深堀りし、スライド構成を考えてみてください。
・自分ができることを簡潔に
・簡単な経歴(1ページにまとめる)
・ポートフォリオ(対応範囲、こだわった点など)
・実績(対応範囲と作業工数を記載 ※工数記載はスキル感を把握するうえで喜ばれます)
・ディレクション実績(ディレクターとして活動しているのでここからが本番。)
・評価まとめ
(ネットで買物するときのレビューと一緒です。普段のメールのやりとりで感謝された内容などなんでもOK)
・業務進行の手順
・使用ツールまとめ
・最後に仕事に対する姿勢と熱意を込める
制作会社様のなかには紙で印刷する方もいます。スライドの枚数にも配慮しましょう。
■その他できること
・スライドの鮮度管理
あまりにも更新がされていないのは印象として良いとは言えないです。
この辺りの配慮もしておきましょう。

■営業先の選定
どこに営業をかけたらいいかお悩みの人も多いと思います。
大きく分けてクラウドソーシング、制作会社営業の2つ。
さらに制作会社営業の中にもWeb幹事などの営業リスト系、Indeedなどの求人媒体系があります。
(さらにさらに制作会社の他にもマーケ会社、広告代理店など、道は多岐に渡ります。)
その中でぼくは6月から求人系に絞りました。
なぜ?
企業が人を欲しているという「目的」が明確だからです。
相手の目的とこちらの目的をマッチングさせる。
そして、教育コストや採用コストの削減を狙えるのでは?と考えこちらで営業をすることに決めました。
この方法に変えてから営業返信率は10%を超えるようになりました!

求人系営業のメリット、デメリット
やってみるとわかるのですが、求人情報を探す作業にかなり時間を要します。
求人系(Indeedなど):数は沢山送れないけど人を欲している企業にピンポイントでアプローチできる
リスト系(Web幹事など):数は送れるけど人が足りている可能性がある
いちばん重要なことは営業を止めないことです!
自分に合ったプラットフォームから継続して営業をかけることをおすすめします。
【クラウドソーシングの募集文はお悩みの宝庫!】
ぼくは応募文全てのお悩みを解決するため一問一答形式の手打ちで提案文を書きまくっていました!
この提案実績が貯まってくると自然と自分の型が生まれてきて、提案の幅が広がります!
■返信がきてからできること
提案文で心を掴み、晴れて返信がきました。ここから面談までにできることもたくさんあります。
【現在地】
①提案文=返信をもらうことだけを徹底的に考える
②返信きたら=面談してもらえることだけを徹底的に考える←今のフェーズはここ
③面談=相手の不安を払拭することだけを徹底的に考える
面談の日程調整
先方にオンライン打ち合わせのURLを発行させてませんか?
例えばよくある返信の一つに、
「面談の候補日をいくつか挙げてください。」
ということがありますが、これに対してどう返信しますか?
素直に2〜3個選定して送っていませんか?
挙げた候補がマッチングしなければ永遠にオンライン打ち合わせのURLは発行できませんし、
都度お互いの確認作業が入りコミュニケーションコストがかかりますよね?
該当する方はTimeRexをはじめとした日程調整ツールがオススメです。

Googleカレンダーの予定をあらかじめ紐付けておけば予定が被ったりもしません。
この辺、意外にやれている人は少ないです。
このあたりをサラっとこなして面談前からの評価に繋げていきたいところですね!
無料で始められますからこれを気に導入を検討してみてはいかがでしょうか?
リマインドメール
ぼくは面談当日の朝にお送りするようにしています。
よくある形式として、
○○株式会社
代表取締役 ○○様
お世話になっております。
本日○○時からのご面談、何卒よろしくお願い致します。
という感じが多いかと思いますが、
せっかく先方にメールを送れるチャンスなのに、これだけしか送らないのは勿体ないです。
■【複製OK】面談前スライド
ぼくはリマインドメールと合わせて面談前スライドを準備して送付しています。
提案文に載せる自己紹介スライドと違う点として以下が挙げられます。
①先方の会社のどこに惹かれたかをより詳細に説明
提案文にも盛り込んでいる内容ですが、こちらを具体的にスライドで示すようにしています。

②趣味をさらけ出す
趣味は面談時になにか一つでも共通の話題になればラッキーと思い設置しています。
ここから話が広がって終始和やかムードでお話しが進むことは多いです!

その他、返信時の小技として、
ぼくは積極的に相手のテンションに合わせた返信をするようにしています。
返信に「!」とか入ってたらチャンス!
テンション感を合わせておくと面談時に打ち解けやすいです。
あとは、返信があった相手からの質問などは無視しないよう気をつけましょう!

まとめ
・日程調整ツールを利用して面談までのやり取りをスムーズに
・リマインドだけでは勿体ない。面談を有利にするための施策を打とう(面談前スライドなど)
・相手のテンションに合わせた返信は有効
・返信時に先方からきた質問事項や意見は無視してはいけない
■面談での立ち回り
日程調整も完了しついに面談です。
お互いに顔を突き合わせて、今後業務をお任せしても問題ないかを判断頂く非常に重要なフェーズです。
【現在地】
①提案文=返信をもらうことだけを徹底的に考える
②返信きたら=面談してもらえることだけを徹底的に考える
③面談=相手の不安を払拭することだけを徹底的に考える←今のフェーズはここ
スキルも大切ですが、先方から一緒にお仕事をしたいと思っていただけることが重要です。
この人に任せて大丈夫かな?という不安を拭い去れるよう存分にアピールしていきましょう!
元気なあいさつを意識していますか?
基本的にはオンライン面談となることが多いですが、こちらは意識していますか?
オフラインとは違い、なかなか空気感が伝わりにくいのが現状です。
ですので、普段の1.5倍の元気を意識して面談に臨みましょう!
また、人間の情報は8割が目から入ってくると言われています。
身なりもそうですが、頷きやリアクションなども含め、元気でハツラツとした振る舞いを全身で表現しましょう!
面談に不安を抱えている方はカンペを準備しよう
初めての面談は、ぼくもめちゃくちゃ緊張しました。。。
ですので最初はQ&A集を用意してディスプレイの隅っこに常におき、それを読みながら受け答えしていました。
自己紹介してください。と言われたときもスライドがあれば読みながら説明をすることができますし、
Q&A集も同様に非常に役立ったことを覚えています。
緊張で何も話せなくなるくらいなら、あらかじめこのあたりを準備しておくことはとても有効的です。
ぼくが過去に使っていたQ&A集のリンクを置いておきますので、
不安な方はこちらを元に自分のカンペを作ってみてください!
■全ては今後いいお付き合いができるために
ぼくは面談を基本雑談ベースで進行することを意識しています。
理由として、自分の人柄も全て見ていただいたうえで今後のお付き合いを判断してもらいたいという思いが強いことと、
雑談ベースで盛り上がり、そこからお仕事のお話しをすると
お任せいただける案件が増える傾向にあると感じているからです。
また、自分だけでなく担当者様のなかには緊張されている方もいらっしゃいます。
お互いがガチガチに緊張したままだと良いお話しに発展しにくいということも感じており、
これらをふまえて雑談ベースを意識しています。
この目的を果たすために、
面談前のリマインドメールと一緒にスライドを送付しているわけです。
共通の趣味や、地元の話で盛り上がることは多いです!
せっかくなら自分の人となりをご理解いただき、
付き合いたいと思ってくれた人たちと楽しい関係をどんどん深めていきたいという想いもあります!

*補足
最低限のビジネスマナーは守ったうえでのお話しです!失礼のないように気をつけましょう!
その他面談時のポイントとして、
①各チャットツール、オンライン会議ツールを一通り使用して使い方を覚えておこう!
いざというとき、画面共有に手こずる、通知に気づかないなどは結構あるあるです。
せっかくのチャンスをこんなことで棒に振りたくはないですよね?
是非一度自分でツールを使いながら慣れておきましょう!
②代表名で検索(Facebook、note、その他SNSなど)
あらかじめ事前調査しておくと話題が生まれますし、先方にも喜んでいただけますよ!
③「最後に質問はありますか?」について
これは大体の面談で終盤に聞かれます。
ぼくはここで現在のお困りごとを聞くようにしています。
・人員不足についてのお困りごと
・どんな案件でリソースが足りていないか
・今後会社が目指していく未来の中で足りない人材
・今後の展望(組織体制)など
対応できることは「あ、それできます!」って感じで回答できると
先方からは非常に喜ばれますし、この先のお仕事の幅をとても広げることができますのでオススメです!
6割できると感じたら迷わずGOです!
④面談ロープレも有効
誰かに面接官となってもらい面談の練習はめっちゃアリです。
不安な点は何度でも繰り返し練習し、自信をもった面談ができるトレーニングをしましょう!
ぼくにDMいただければ喜んでご対応させていただきます!

まとめ
・普段の1.5倍のリアクションで面談に臨もう!
・緊張は誰でもします。最初はカンペを駆使して乗り越えよう!
・雑談を交えて腹を割ってお話しできる環境づくり
・チャットツールやオンライン会議ツールは事前に一通り操作しなれておこう!
・事前リサーチも忘れずに!
・現状の困りごとなど積極的に聞き、解決に向けたご提案を!
◎総まとめ
ここまで長くなってしまったので、各フェーズのポイントをまとめていきます!
提案文まとめ
・自分思考を排除し、相手のことをまず先に考える
・提案文は貢献できる未来を想像してもらってから自分を知ってもらう
・自分のやってきたことを棚卸してみましょう!ライバルと差別化を図るヒントがそこにはあります!
(社会人:これまでの経歴×Web 学生:圧倒的なリソース量など)
・アナタだけに送っていることを伝える(どこから貴社を知って、どの部分に惹かれたのか)
・人となりを感じてもらうためこれまでの歩みを伝える
・返信をもらうことだけに振り切った内容にする
・相手のニーズに合わせる求人系は有効的
・提案文が長くなるので実績関係はスライド等を利用してまとめる
・種まきは止めたらアカン!できないのであれば営業の時間は朝一に必ずとる!
返信時まとめ
・日程調整ツールを利用して面談までのやり取りをスムーズに
・リマインドだけでは勿体ない。面談を有利にするための施策を打とう(面談前スライドなど)
・相手のテンションに合わせた返信は有効
・返信時に先方からきた質問事項や意見は無視してはいけない
面談まとめ
・普段の1.5倍のリアクションで面談に臨もう!
・緊張は誰でもします。最初はカンペを駆使して乗り越えよう!
・雑談を交えて腹を割ってお話しできる環境づくり
・チャットツールやオンライン会議ツールは事前に一通り操作しなれておこう!
・事前リサーチも忘れずに!
・現状の困りごとなど積極的に聞き、解決に向けたご提案を!
■さいごに
ここまで読んでいただき、本っっっっっっ当にありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
営業〜面談(案件化)までを3つのフェーズに分けると、それぞれでやるべきことが見えてきたのではないでしょうか?
ご覧のとおり特別なことは一切していませんし、だれでも実践が可能です。
自分のこれまでを棚卸しして相手を想うこと、貢献できることを考え尽くし、
相手のお困りごとを解消する姿勢と熱意を示すだけです。
営業は提案文を送って終わりではありません。返信が来てからが本当の勝負です。
この扉を開けるために、まずは徹底的に返信をもらうことだけを考えて提案文を尖らせていってください。
自分よがりではなく、ラブレターを意識して読み手の立場で何度も自分の提案文を見返してみてください。
そして1番重要なことは、種まきを止めないことです。
種をまかなければ花は絶対に咲きません。
未来に向けてコツコツ継続していきましょう!
いまや営業ライバルは多いけど、いつしかオリジナルの提案文が完成し、
気持ちのいいお取引ができる企業様に出会えると信じています!